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【新卒就活】採用担当者が見ている所

新卒採用の仕事をしていた事もありましたので、その時の経験をふまえて採用担当者が見ている所について紹介したいと思います。

 

前の会社は従業員300人ほどの中小化学原料メーカーでしたが、

おおよそ同じような選考の会社が多いと思います。

選考の流れは下記になります。

 

①書類選考

②SPI+テスト(化学、英語)

③会社説明

④1次面接

⑤2次面接

⑥最終面接

 

 

①書類選考

まずは、対象外の学生をスクリーニングします。

化学の会社なのに文系や機械関連専攻の募集をスクリーニングします。

逆に機械関連や文系の学生を募集している際はピックアップします。

また、応募が多い場合はFラン大学を除きます。

大手企業の場合は学歴フィルターのレベルが上がるかと思います。

 

②SPI+テスト(化学、英語)

足切り用テストです。

会社説明や1次面接を受けるキャパは決まっていますので、対応人数までこの点数で減らします。

受講するタイミングやテストの難易度にも依りますが、基本50%以上の正解は必須です。

 

③会社説明

選考に関係ない事もありますがですが、場合に依っては1次面接にプラスになります。

学生に名札を付けさせたり、社員の方から個別に名前を聞かれたりする人は、その後の面接で有利になる場合があります。

特に現場社員が実際の業務を説明する場面ではプラスになる可能性が高いです。

仕事はチームプレーなので実際の社員が一緒に働きたいと思える学生は、会社説明の後に人事部に報告しています。(むしろ事前にチェックするように言われています)

 

④1次面接

人柄・経歴を確認する事が多いです。

・話に矛盾がない事

・元気よくハキハキ答える事

・急な質問でも対応できる事

以上の項目が重要です。

実際に面接をして感じましたが、女性の方が話し方が上手です。

業績を大きく見せるよりも、着実にやってきた事をしっかり話す方が通過しやすいと思います。

 

⑤2次面接

技術関連の質問や深く人柄を見ることが多いです。

・自分の研究を詳しく説明できる事

・困難な状況をどう乗り越えたかの説明

以上の項目が重要です。

実際に働くことになった場合に知識的な能力が十分であるか、仕事の困難にも立ち向かっていけるかを測っています。

「困難な状況をどう乗り越えたかの説明」については

・学生時代に打ち込んだ事

・学生時代の成果

などの質問にも同じ回答が使えるので代用するといいですね。

 

⑥最終面接

基本的に顔見せの事が多いです。

1、2次面接と同じ質問がある場合がありますが、同じように回答すれば問題ないです。会社の社長や上層部の人間が出てきますので、その方々の好みなどに依って落ちてしまうこともあります。

 

いかがだったでしょうか?

新卒採用はある意味テクニックで乗り越えることができますが、入社後にミスマッチングを起こしてしまう可能性もありますので、長く働きたいと考えている人は素直に自分を話す方がいいと思います。

 

転職の場合は新卒採用とはまた大きく変わりますので、詳しい話は別の機会にしたいと思います。