iDeCoやる?→僕はやりません。僕はマッチング拠出します。
今日はiDeCoとマッチング拠出の話をします。
最近投資に関して多くの方が興味を持っています。
よく、
「積立NISAの次はiDeCoだ!」
とか、
「積立NISAよりもiDeCoだ!」
とか、
iDeCoを勧める記事や動画をよく見ます。
確かに多くの人にとってiDeCoはオススメの資産形成ですが、全ての人向けではありません
私はマッチング拠出を選びました。
その経緯についてお話します。
まずはそれぞれのメリットデメリットを説明します。
【iDeCo】
メリット
・自分で銘柄を選ぶことができる
・場合に依ってはマッチング拠出よりも多くの金額を拠出できる
デメリット
・口座管理費用(開設、維持、引出)が掛かる
・現時点で加入できない人が多い
・標準報酬額が高くなり、社会保険料が高くなる可能性がある
【マッチング拠出】
メリット
・口座管理費用(開設、維持、引出)を会社が負担
・標準報酬額が安くなり、社会保険料が安くなる可能性がある
デメリット
・自分で銘柄を選ぶことができない
・場合に依ってはiDeCoよりも多くの金額を拠出できる
私の状況も説明します。
・月額の確定拠出年金:11,000円
・確定拠出年金の銘柄:信託報酬0.2%の銘柄を選択
私の会社の場合、確定給付年金と確定拠出年金の両方ありますので、来年の法改正を機にiDeCoをしても月12,000円までしか拠出できません。
さらに今後昇格すると確定拠出年金の拠出金額が増加しますので拠出できる金額が減少し、管理職になると満額となるためiDeCoにて拠出することができなくなります。
その場合、確定拠出年金へ移管する事になりますが、その際手数料が発生します。
移管しなかった場合、管理費用が毎月掛かり続けます。
また、確定拠出年金の銘柄は0.2%の先進国株式の投資信託を選択しています。
iDeCoの場合信託報酬0.1%ほどの同じ投資信託を選ぶ事ができますが、月々の拠出年金額の低さから考えると大きな差はありません。
以上の状況から私はマッチング拠出を選択しました。
いかがだったでしょうか?
iDeCoは非常に良い制度ですがマッチング拠出も場合に依っては選択肢になります。
ただ、「iDeCo or マッチング拠出」よりも、
iDeCo or マッチング拠出をするかしないかの方がより大事なことなので、
自分のライフプランにあわせて活用してみてください