【第14回】子供の育て方について ~おすすめの本「子育てで毒親になりそうな時に読んでほしい本」~
今日は子育てに関する本について紹介します。
今日紹介する本は「子育てで毒親になりそうな時に読んでほしい本」です。
著者は井上智介さんで、毒親にならないための事だけでなく、子育てに関する昔の考え方と今の考え方の違いを丁寧に解説し、子育てに行き詰りやすいポイントと解決方法が書かれています。
今日はその中で、特に印象に残った言葉をいくつか紹介します。
- 子供のための子育てでなく、親のための子育てにならないようにする
- 手塩にかけないとではなく、完璧を求めず「考え方に柔軟に対応できるか」が大事
- また、ストレスにうまく向き合える事も大事。子供を預けてカフェに行くのも良し
- スマホはルールとペナルティを決める。1日1時間、破ったら3日使用禁止など
- 否定語を使わない。例えば、「走るな」ではなく「ここは歩こう」等
まず、「子供のための子育てでなく、親のための子育てにならないようにする」です。
子供のためと思ってやっているつもりが、いつの間にか自己満足や自分の評価のためになっているかもしれないという事。自分の評価=世間の評価と勘違いして、周りから「えらいね」と言われるような行動を子供にとらせる事などが該当します。
自分の親がそうだったので、身に染みてよくわかります。
ただ、子育ては褒めてくれる人がいないので、このような行動になってしまいがちな事はわかりますが、意識して避けないといけないですね。
続いて2つ続けてですが
「手塩にかけないとではなく、完璧を求めず「考え方に柔軟に対応できるか」が大事」
「ストレスにうまく向き合える事も大事。子供を預けてカフェに行くのも良し」
です。
要は、力を入れすぎないという事。「最高の教育を」と一生懸命になりすぎると親がまいってしまいます。
近くに頼れる人がいれば、子供を預けてカフェに行くなど気分転換をしてもOK
子育ては長期戦ですから、定期的に気分転換できる方法を見つけましょう
「スマホはルールとペナルティを決める。1日1時間、破ったら3日使用禁止など」
私自身スマホやTVゲームなどとどのように付き合っていけばよいか迷っていました。
この本では、「大人でも依存症が高いものを子供にコントロールできない」とあった事に納得しました。
ルールは子供と相談して決めようと思っています。
「否定語を使わない。例えば、「走るな」ではなく「ここは歩こう」等」
これも実体験から納得です。特に私の親は「○○すべきだから✕✕するな」と言っていました。
親の言葉は子供にとっては凶器にもなりえますから、言い方には注意したいものです。
いかがだったでしょうか?
こちらの本には他にもたくさんいい事が書いてあります。
本当に読んでほしい本の1つなので、是非読んでみてください。
また、著者の井上智介さんは他にも「職場のめんどくさい人から自分を守る心理学」の本も出されており、子育てとは関係ありませんが面白かったのでおすすめです。