【第6回】子供の育て方について ~子供は親を超えられない~
久しぶりの子育てに関する投稿です。(投稿自体が久しぶりで恐縮です)
今日は「子供は親を超えられない」というテーマです。
少し過激なタイトルとなっていますが、色々な意味がありますので、お付き合いください。
結論から言いますと、
「子供の成長、能力を十分に伸ばせる事ができるかどうかがカギ」
「伸ばせることができる親の能力が子供の能力に直結する」
という考えになります。
詳しく説明します。
「子供が親を超えられない」というのは、基本的に「能力」や「素質」の事を示します。
世間では「平凡な家族から東大合格」「貧乏な家から経営者」などと言ったサクセスストーリーを目にします。
本人の努力の結果もありますが、親の影響も十分にあると思います。
例えば子供の頃から、
「お前はスポーツに向いていないから勉強を頑張りなさい」
「大学に進んで就職する事が大事」
といった事を子供に伝えると、それ以上の伸びしろがなくなってしまいます。
実は私も子供の頃公務員の父親から、
「お前は公務員は向いていないから一般企業に就職した方がいい」
と言われていました。
正直明確な理由はわかりませんが、社会人としての経験のない私は素直にその言葉を受け入れ、将来の選択肢から外していました。
父は、公務員と一般企業の仕事内容を比べて発言していたのでしょうが、両業務と私の価値観をすべて把握しているわけではないので、今思えば安易な発言であったと感じます。
親は自分の経験や知識を基に子供を育てようとしてしまいます。
確かに自分の経験や知識を基に子供を育てる事は大事ですが、それは世の中のほんの一部であり、親が知らない世界が沢山有ります。
知っている道だけを教える事は、子供の幸せになる機会を奪ってしまいます。
では、どうしたらいいのでしょうか?
答えは、一緒にその道に進んでみる事、つまり一緒に新しい道を考えてみる事です。
自分の知らない道に進もうとした場合には、そのことについて良く調べ、場合に依っては子供に尋ねてみる事です。
今はインタネットやSNSが盛んとなっていますので、ある程度の事は調べる事ができます。
そのように調べる事、子供の興味に対してどこまで寄り添い、考える事ができるか、そこが親の能力になってくると思います。
そのことは十分にできたら親の能力は高いですし、子供もそれに合わせて伸びていくと思います。
いかがだったでしょうか?
子育ては難しい物で、親のエゴで子供を迷わせてしまうものです。
迷った時は少し落ち着いて子供と良く話をすることをお勧めします。