投資を始める時に必要な事
今日は投資を始めるときに必要な事を書こうと思います。
結論から言うと、「投資には勉強と経験が必要」です。
「そんなの当たり前じゃないか」
「じゃあ投資を始めることできないじゃないか!?」
となりますが、ある意味その通りです。
別の言葉で言うと、
「最初はわからないことばかりなので、損する事も多い」
「自分で勉強をして、投資の経験をして自分が信じた投資を行う事が大事」
ということです。
私の両親の話をします。
父親が60歳の時に転職しました。
65歳が定年なので予定よりも少し早く退職金をもらいました。
そのため、証券会社勤務の親戚に投資の相談をしたそうです。
私の両親は今まで投資をしたことがなく、銀行の定期預金一択でした。
バブルの頃は7,8%の利息が付いていたので良かったのですが、
バブル後0.2%の金利でも銀行定期預金一択でした。
さらに相談した内容が「元本保証がいい」でした。
退職金を受け取っていきなり運用したいと言っても知識、経験が無い、
しかもこのご時世に元本保証がいいと言っていたので、
親戚もリスクを取らせる事ができず、国債一択になったのだろうと思います。
当時の国債の利率は0.05%。
ネットバンキングでも0.1%, 0.2%の利率があります。
ただ、ネットバンキングもネット上の手続きがあったり、ATMの使用回数制限があったりと、使い方に依っては損する可能性があります。
自分で調べることができない人に複雑な提案はできません。
特に投資に関しては具体的な質問ができるようになってからでないと、
納得してリスクをとることができません。
投資だけでなく様々な事について、自分で調べて理解する力がないと今後損をしていくと思います。
また、ツイッターやインスタグラムなど新しいツールについていくことも大事な事だと思います。
新しい事を吸収する事が難しくなっている年配の世代にとってはつらい時代ですが、それだけ複雑な時代になっているということですね。