【第9回】子供の育て方について ~教育費~
今日は子供の教育費についてお話します。
教育費をいくら貯めたらいいのか?
私が試算した具体的な金額を使って説明します。
書籍やネットでは、
オール公立(国立)で約800万、
オール私立で約2,200万
といった数字がでています。
しかし、実際は状況に依って金額が大きく上下します。
今から厳密な金額を決める事は難しいので、おおまかにこの時期にはこのくらいの費用がかかるイメージを持っておく事が大事です。
子供のやりたい事や児童手当など公的制度が変わった時に対応できるようにしておきたいですね。
では、実際の数字を見てみましょう。
幼稚園(3~5歳):約160万円
小学校(6~12歳):約200万円
中学校(13~15歳):約150万円
高校(16~18歳):約300万円
大学(19~22歳):約600万円
合計:1,410万円
「少し多いな」と感じるかもしれませんが、様々な事を想定した数字となっていますので、詳しく説明します。
幼稚園(3~5歳):約160万円
私立の幼稚園に入れた場合の試算です。
認可施設の場合、教育費は無償化対象になるため、給食費等無償化対象以外の約36万円で済みますが、念のため私立の金額で試算し、余ったお金は、通信教育等他に使おうと考えています。
小学校(6~12歳):約200万円
公立の小学校を想定しています。
学校関連だけでは約60万で済みますが、習い事もさせたいので、+140万としています。
140万の内訳は、ピアノ50万、水泳43万、書道22万となります。
子供がやりたくなければやらなくてもいいと思っているので、余った場合は他の習い事や子供の興味のある事に使おうと思っています。
中学校(13~15歳):約150万円
公立の中学校を想定しています。
学校関連だけでは約60万で済みますが、習い事(主に塾)もさせたいので、+90万としています。
こちらの習い事も、子供がやりたくなければやらなくてもいいと思っているので、余った場合は他の習い事や子供の興味のある事に使おうと思っています。
高校(16~18歳):約300万円
私立の高校を想定しています。
特に私立に入れたい希望はないですが、想定外の出費が発生した場合のバッファーとして、お金のかかる私立高校を想定しています。
学校関連だけでは約210万で、習い事(主に塾)もさせたいので、+90万としています。
「高等学校等就学支援金制度」の対象になれば、約36万円の支援金を受ける事ができますが、習い事等に使用する想定となります。
大学(19~22歳):約600万円
国公立大学・一人暮らしを想定しています。
入学金・授業料で約250万、一人暮らし費用で約350万です
私立の大学に行きたければ、一人暮らしを我慢してもらう、奨学金を借りてもらうなどの提案をしようと思います。
また、大学院に行きたいという希望があれば、奨学金を薦めるか、大学を実家通いにする事や公立の高校に通ってもらうなど、教育費の捻出していきたいと考えています。
私自身、幼稚園は私立、それ以外は国公立で、大学院卒、塾を含めた習い事はあまりせず、大学・大学院は一人暮らしだったことから、上記の試算内容とは異なりますが、おおよそ1,400万円の教育費がかかっていたかと思います。
未来の子供のやりたい事を今から想定する事は難しいので、その時の選択に依って今後経済的なしわ寄せがどこにくるか想定できたらと思います。
いかがだったでしょうか?
教育費はすぐに貯める事ができないので、いまから計画を立てる必要がありますね。
児童手当も総額で約200万円もらえるので、うまく活用していきたいですね。