【第3回】子供の育て方について ~親をがんばりすぎない~
いろいろとコメントを頂きありがとうございます。
投稿への活力となっています。
今日の子育てについては「親を頑張りすぎない」です。
私の両親は本当に子育てを頑張っていました。
「親として頑張らねば」
「親としての威厳を」
「親としてしっかりしなければ」
一言も発していませんでしたが、顔に書いているのではないかとと思うぐらいにじみ出ていたように思います。
具体的には、
「子供の前では正しい行動や言葉遣いをしなくてはいけない」
「仕事などの悩みを吐かない」
「知ったかぶりをしても子供の質問には答えないといけない」
こんな感じでした。
すごく無理をしていたのでしょうね。
今となって思う事は、子供の前で頑張りすぎてはいけないと思います。
もちろん自分の能力範囲で親としてのしつけや指導をする事は大事ですが、無理をすると親と子供の間に亀裂を生む事になります。
じゃあどうしたらいいのでしょうか?
「親だから」という考え方にこだわらず、自分に素直に接する事です。
例えば、
子供が学校へ行きたくない時ありますよね。
親も会社へ行きたくない時ありますよね。
子供が「学校へ行きたくない」と言ったら、親も素直に「わかるわ!会社に行きたくない時あるよ」と話す事がいいと思います。
無理して「学校へ行きなさい」という言い方をするのは子供にとってつらい事ですから、まずは気持ちに寄り添う事がよいかと思います。
また、酔いつぶれて玄関で寝ている様子を子供に見られてもいいのです。
子供は「だらしないな」と思うかもしれないですが、
「疲れているんだろうな」とういう心配や
「お父さんがこんな感じだから自分がしっかりしなくては」
という自立精神が芽生えるきっかけにもなると思います。
つまり、親を頑張りすぎると親が疲れてしまうだけでなく、子供の自立精神のきっかけが少なくなる可能性があります。
いかがだったでしょうか?
親を頑張ることは大事かと思いますが、頑張りすぎない事が親にとっても子供にとっても良い事になると思いますよ。