【第1回】子供の育て方について ~超難問問題集編~
私が経験した子育てについてお話したいと思います。
子育てと言っても親としてではなく、子供として受けた教育についてです。
私は長期記憶が良いのか5歳くらいからの記憶が残っています。
(短期記憶は良くないのですが・・・笑)
特に長い時間を過ごした親との記憶は多く残っています。
その出来事を紹介する事で子育てについて参考にしてもらえたらと思います。
今日は超難問問題集編です。
小学校低学年の頃、父親の勧めで中学受験用の問題集、「力の5000題」を購入しました。
力の5000題は全国の中学受験の問題が掲載されている超難問の問題集です。
(父は中学受験はしていませんし、そんな予定もなかったそうです)
結果から言うと、難しすぎです。笑
答えを見ても良く分からないし、今思えば中学受験をする人たちが使用する問題集という事で、中学受験をする予定もなければ、塾にも通っていない私にとっては、難し過ぎました。
例えるなら、スキー初心者が上級者コースに挑むようなものでした。
難しい問題を解くよい経験となりましたが、逆に自信を無くすきっかけともなり、トータルではマイナス面が大きかったように思います。
父の性格からして、「自分はこんな難しい問題集をやっていた」という自慢の気持ちが強かったのでしょう。
別の機会でお話しますが、自己顕示欲を満たすために子供を利用するのは本当に良くないと思います。
「この問題集が良い」とか「この塾が良い」、「この本がよい」などは一般論であって、最終的には「これはこの子にあっているのか」が大事です。
また、それを子供自身に考えさせ、判断させることが最も良い事だと思います。
もちろん幼少期にそのような判断はできませんから、正しい道へ導き出せるようにサポートする事は大事です。
いかがだったでしょうか?
第1回という事ですが、序盤からメッセージ性の強い内容となりました。
次回も様々な事を紹介したいと思います。